観測された固有振動数の長期変動の詳しい解析か ら、太陽内部の構造変化は、光球面下約200kmより外層でのみ起こっている事が明らか になった。ただ、その変化が物理的に何なのか、或いは更にその原因は何なのかは、 未だに良く判っていない。これらの理解のためには、太陽からの全輻射量の変化、 対流パターンの変化、磁場の変化等を総合的に理解する事が必要であろう。 定性的定量的解釈解析は今後の課題の一つである。