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: 日震学の重要性 : 太陽の内部を音波で見る : 何が太陽を揺すっているか

長期変動

太陽の多数の固有振動モードが精度良く測られるようになって10年以上経った。この間 に11年周期の太陽活動の極大期も極小期もあった。当然のごとくに、太陽振動が 太陽活動と共に変 わっているか、変化があるとすればどのように変わっているか、という事が調べられる ようになった。

観測された固有振動数の長期変動の詳しい解析か ら、太陽内部の構造変化は、光球面下約200kmより外層でのみ起こっている事が明らか になった。ただ、その変化が物理的に何なのか、或いは更にその原因は何なのかは、 未だに良く判っていない。これらの理解のためには、太陽からの全輻射量の変化、 対流パターンの変化、磁場の変化等を総合的に理解する事が必要であろう。 定性的定量的解釈解析は今後の課題の一つである。